手摺り+柱カバー
既存の柱に対して弊社で”柱カバー”をウォールナット材で製作設置しました。
踊り場の手摺部分も一緒に製作しました。
三角の開口部分には特注で製作した”アイアン”をはめ込んでいます。
↓ 廊下側からの見た目
作業箇所がとても多く、クロス貼の前に優先して設置工事をさせてもらいました。
山梨県甲府市のリフォーム物件でしたが、じつは建具だけのご依頼内容でした。
担当デザイナーさんが弊社で既存の柱に”柱カバー”を製作した事例を覚えていて、
建具相談の途中で追加相談された経緯でした。
現調時は下記の状況でした。
↓3階は支柱用に鉄骨だけの状態 ↓ 三角形の開口部分と柱の状況
大工工事が先行されていた為、弊社が相談うけた時にはほぼ完成しそうな状況でした。
踊り場の手摺の設置強度をだすため、床工事だけは少し待ってもらい、
支柱だけ急いで作りあげて埋め込みました。
3階にあった手摺・支柱用の鉄骨部分にウォールナット材でカバーを作り設置し、
階段の角度にあわせて製作された手摺部分をがっちりと支柱に固定しました。
鉄骨がまっすぐに立っている訳ではなかったので、とても際どい作業内容でした。
踊り場に先に埋め込んでおいた支柱同士には、特注製作した補強用の金具を設置しました。
そうすることで設置強度をあげています。
その金具にもウォールナット材で製作したカバーを設置しています。
階段を下から上がってくる時にビスなど見えないように、下面の見え方も配慮しました。
「手摺り+柱カバー」を見ている方はこの記事も見ています
-
初代防犯家具は、挑戦者150人を退けました 初代防犯家具を韓国の展示会に出品した際、「からくりで隠された秘密の ...…
-
『見た目でわからない難しさ』 あえて文字を強調してしまいました。 それだけとてもとても難しかった家具が無事 ...…
-
防犯家具 以前ご注文をいただいた家具に遊び心でからくりを仕込んでみたところ予想以上に大好評でした。 これは面 ...…
-
港区の新築タワーマンションにおける壁面収納を作りました。 神奈川の県産材”ひのき材”を ...…