古材の床柱で製作した思い出の仏壇置き家具 | オーダー家具のトータルリビングユウキ

古材の床柱で製作した思い出の仏壇置き家具 (s-046)

住宅の古い床柱を使用して家具が作れないか？とという相談内容でした。
場所は神奈川県金沢区の朝比奈になります。
実際に見てみないと判断ができないので材料を見に行くことになりました。
伺ってみると既に床柱は解体されていて玄関前に置いてありました。
柱にはまだ釘がたくさん残った状態、材料としての良い状態には見えませんでした。

いったんはお断りをさせていただきましたが、お客様の強い情熱を感じて引き受けることとなりました。
また使用目的として仏壇を置く家具に決定いたしました。
お客様の材料は天板部分に使用し、本体は弊社で在庫をしていた神奈川県産材のヒノキを使用しました。

方向性も決まったので床柱の丸太をまず板状に製材しなければなりません。
ところがその製材を引き受けてくれる製材所がなかなか見つかりません。
やっとのことで弊社のお客様でもある工務店の社長さんが引き受けてくれました。
お引き受けをしてから２か月半ほどかかりましたが、無事完成となりました。

製材(加工)風景