照明付ベッドフレーム『組立式』
キングサイズとセミダブルのベッドフレームをそれぞれ製作し、並べました。
材質は天然木のバーチ材にウレタン塗装仕上。
人工素材とは違う品があり、高級感があります。
ヘッドボードには奥様からご要望されていたテープライト付となっています。
調光式で、スイッチはタッチセンサー式のとても小さいタイプを使用しています。
『テープライト』
テープライトはフレーム付のものを木部に埋め込んでいます。
じつは本来は面付(表面にでっぱるように設置)というタイプですが、あえて埋め込んでいます。
理由として、埋込タイプの製品はツバ(照明フレームにでっぱり)がでっぱってしまうので、
余計なでっぱりが一切ないように面付品を使用しました。
もちろん、埋め込んでしまって大丈夫かのメーカー確認もしています。
スイッチはとても小さく、↓の画像の手前側に小さく見える、丸いシルバー色のものがスイッチです。
タッチセンサー式のため、軽くタッチして触れる事でON・OFF。
長押しする事で調光が操作できるスイッチです。
↑賃貸物件のため、あとで綺麗に外せるふさぎ材を壁面に工夫して設置しています。
『スノコ』
スノコ部分は桐材で製作。
悩み所として、マットレスがキングサイズはお手持ちの品。
セミダブルは新規で同じメーカー品を購入されましたが、
既存品も購入時のサイズは新規と同じ長さだったのですが、経年でマットがへたってしまい、
既存品の方が高さが少し低くなり、その分として長くなっています。
どっちのマットレスにサイズを合わせるかが悩まれましたが、新規のマットレスサイズでなく、
経年で長くなることを考慮したサイズ感で決定となりました。
『お打ち合わせ~製作までの流れ』
賃貸住宅のため、もし引っ越しをしたときにも使えるようにというご要望もありました。
その為、壁固定が今回は出来ない条件でした。
とはいえ、家具をそのまま置くと、壁周りには巾木があるので、どうしても壁とのすき間があいてしまいます。
ホコリもはいるし、物も落ちてしまうかもしれないので、その点はご要望にはありませんでしたが気がかりでした。
上記の対策として、調整材を用意し、壁とのすき間をなくしています。
賃貸住宅なのであとでお客様でも簡単にとれるように、工夫した設置としています。
打ち合わせ当初から照明をヘッド部分につけたいというご要望でした。
ホテルに泊まった際、照明がおしゃれで気にいられ、また、寝る前に本を読んだりもしたい。
というご要望でした。
設置後、お客様から”想像以上の出来栄え!”と、とても喜んでいただけました。
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