キッチン収納＋上部棚

間口が広く、とてもゆとりあるキッチン収納が完成しました。

新築住宅でのキッチン収納です。

キッチン、壁紙はどういうものにされるかは弊社が知らない所のため、

完成後の確認はとても楽しみにしながらいつも伺っています。

『キッチン収納』

　間口４１００㎜・天然木ナラ材ランダム貼・ウレタン全艶消塗装仕上

　上部棚２３１０㎜

『打ち合わせ～設置までの流れ』

取引先様からのご依頼でした。

ご新築物件のため、建設会社さんと下地やコンセント位置など、細かく確認しながらお打ち合わせ。

家具にコンセントつけることもできますが、今回は不要となりました。

棚が１枚浮いているだけに見えますが、棚の内部には金物がいくつか埋め込まれています。

その金物のために、背面壁は下地をいれてもらいました。

見えない工夫をすることで強度や、設置後に不具合が生じても外せたり、

調整ができるような金物にしています。

つけたら取りはずせない。調整不可というのは基本的にはしていません。

生活していく中で不具合や、調整が生じるのは当然ですので。

素材はナラ材となり、木目はランダム貼という板目を不規則な見た目に並べました。

今回は横に長い家具なので、横方向の木目をお勧めしました。

引出しはドイツ製のソフトクローズ式。

国産のソフトクローズ式も改良され、良くはなっていますが、

ドイツ製に比べるとまだ足りないというのが、工場と私たち印象です。

塗装はウレタン塗装をクリア仕上としました。

昔は水回りならウレタン塗装が必須でしたが、最近はオイル塗料も品質が良くなっています。

お客様が一番、迷われるポイントかと思います。

どちらもメリット、デメリットあるので、メンテナンス性をふくめて

アドバイスをさせていただいいます。

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