今年は昨日、24日が中秋の名月でした。
残念ながら月を見ることはできませんでした。
このころになりますと思いだすのが、私の田舎の熊本で行われていた行事です。
近所の農家を回り、地面をたたいて「もぐら」を追い払う行事でございます。
小学校低学年の子供が中心になって行っていました。
また国語辞典にも紹介されていました。
もぐらうち【土竜打ち】とは。意味や解説、類語。モグラの害を防ぎ、農作物の豊饒を祈願して小正月に行う行事。子供たちが固く束ねたわら束などで地面を打ったりして歩く。 土竜追い。土竜脅し。
そうです、野球のバットを少し大きくしたような形で、わらを束ねて作りました。
近所の農家を回り、大きな声で「もぐらうち!」と言いながら地面をたたいて回ります。
そうしますと家の方からお菓子などをいただくことなどもありました。
「もぐらうち」は九州地方に伝わる伝統行事のようですね。