第824回 2025.07.07
真夜中の侵入者たち!?
深夜の異様な光景。
スタッフの自宅庭には最近、子供が作った手造りの小さな田んぼがあります。
そこを7匹のアライグマが深夜にせっせと作業中。
驚きの光景だったので動画でご紹介します。
私は思わず、田植えでもしているみたいと思ってしまいました。
【スタッフ自宅庭で起こった夜中の光景】
横浜市内の住宅街に住むスタッフの自宅。
その庭では深夜に驚きの光景がカメラに映っていました。
今年、その庭には子どもが、せっせと手作りした小さな田んぼができていました。
そこにはたくさんのメダカを放ち、そしていつのまにか生まれていた
オタマジャクシも元気に泳いでいました。
しかし、そこに深夜に現れたのは アライグマの集団。
縦横無尽に庭も荒らし、メダカ100匹以上とオタマジャクシを食べ尽くしていきました。
カエルに成長するのを楽しみにしていた子供たちも大きなショックを受けています。
この地域は山が近いというわけでもなく横浜市の普通の住宅街です。
しかし数年前からアライグマの被害が住宅街まで及ぶようになりました。
近くに農地があることも影響しているのかもしれません。
農地では「野菜が根こそぎ食べられた」「トウモロコシ100本以上が全滅した」
という話を数年前から聞いていましたが。
今回のアライグマの動きを見て、これなら被害の深刻さが納得できました。
私も会話の中ではアライグマの被害がすごいときいてましたが、
動画で見ると自分の想像以上と感じました。
庭にある畑が被害に何度かあっていたので、被害状況を確認するためにカメラを設置したところ、
映っていたのは驚異の 7匹の集団。
しかも、その日は他に3匹の別グループまで現れていたのが映ってました。
【市への相談と駆除の現状】
被害は前からあっていたので、私が市にかわりに電話相談したこともありました。
以下のような説明を受けたことがあります。
・明確な被害があれば罠の貸し出しは期間限定で可能で、業者の派遣も無料。
ただし近年、相談件数が多くて貸し出し罠は実質足りないので購入した方がよいかもと言われました。
捕獲したらその回収は専門業者を派遣してくれるそうです。
上記はすべて事前の申請が必要です。
・被害がはっきりしない場合は駆除はできないそうです。
これは単に通り過ぎている可能性もあるからだそうです。
・庭の池に侵入したしても、水を飲んでいるだけの可能性があるので、これも駆除できないそうです。
ちなみに池にいる魚が被害あっても、これは駆除の対象にならないそうです。
前に相談したときは上記のような事をわかりやすく説明してくれました。
今回は田んぼと野菜への被害がカメラでも確認できたため、駆除申請が可能な条件には該当する見込み。
ちなみに、この地域ではハクビシンの目撃情報もあります。
市の担当者によるとハクビシンは水を嫌がる性質があり、
池に入った形跡がある場合はアライグマと考えてほぼよいそうです。
なお、ハクビシンは悪さと言うほどの事までしないので駆除の対象にならないとのことです。
仕事以上に悩んでいるスタッフでしたが、一緒に考えみても現在はお手上げ状態です。
たぶん申請手続きをきちんとして、自分で罠を仕掛けると思いますけど。
設置するなら雨の降る前に人間の臭いが雨に罠から落ちるタイミングでとか、
ちがうプロ意識で現在、奮闘中です。