第48回 2006.09.11

ひとり言

私がいろんな職人さんが仕事をしているとき、心の中でつぶやくことがあります。
 
例えばすし屋さんに行ったとき、巻物の寿司をまず2分の1に切り、おのおのを二列に並べ、同じように切っていたりされているとき思うこと。
感覚だけで端から切っていき横向きに並べ、真平らにして出されたらお客さんは感動するだろうな…。
 
大工さんが板をのこぎりで切っているとき、板の2方向(平面、断面)に線を引き切断している。
これを2方向の線ではなく、一点のみで直角、垂直に切断したら感動するだろうな…。
 
等と心の中でつぶやいたりしています。
 
当社の家具製作でお世話になっております職人さん。
吉田氏(技能オリンピック日本一)が私に言った言葉“競技を前に努力したこと、何千もの木をのこぎりで切りました…”
 
多分競技は決められた時間があるため、いちいち線を引くゆとりなどないと想像します。
 
最近はインターネットなどの普及で情報が簡単に入手でき、うっかりするとお客さんの方がより詳しかったりします。
 
私も感動させられる技術を常に求めていなければならないと思っております。

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