第517回 2022.03.13
奥行を最小限に抑えた玄関収納
会長・小原御郎
以前の仕事から
非常に発想が豊かなアイデアマンのお客様でした。
私も多少はアイデアに関して自信を持っていたところがありましたが、お客様に教えられました。
お客様のご要望は、奥行きを最小限にとどめた下駄箱収納を作ってもらいたいとのことです。
依頼者のＳ様は非常に頭が良く、アイデアマンです。
会社の2代目社長として日々努力し、業績を伸ばしてこられたのだと思います。
そのようなお客様のため、プラン説明の際は設計士さんに鋭い質問をされます。
最終的にご担当された設計士さんは、後に一人応援にこられて3人になりました。
間柄は前に勤めていた仲間とのことです。
左スリッパ収納の有効奥行は120ｍｍ 中央靴収納は230ｍｍ 右傘収納は300ｍｍです
私も勉強させられましたが、六枚目の写真のスリッパ収納部分に関して、スリッパを引っ掛けるように写真ではなっています。
しかし、その後引っ掛ける部分はなくしました。つまりカカト部分を差し込むように致しました。
束縛されずにスリッパの収納ができるわけですね。
Ｓ様の発想ですが、私は固定観念を引きずっていました。
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