第288回 2011.07.11

生田緑地・民家園に行ってまいりました。

以前から気になっていましたが、行ったのは初めてです。
 
日本の各地から古民家を、約20棟でしょうか移設展示してありました。
そのなかでも、川崎・中原区から移設された原家のスケールは素晴らしかったですね。
 
100年位前に立てられた原家は、完成まで20年くらいを要したとのことでした。
 
木が大きくなるのを待ちながら完成させたとのことでしたが、お施主様のスケールの大きさを感じます。
 
また部屋の中に入りますと心がすっかり落ち着きまして、説明のビデオを観ていましたらいつの間にか畳の上で寝ていました。
 
日本建築はやっぱり日本人の心を落ち着かせるようです。
 
日本建築のどのような部分がその要素かと考えますと。
 
私が考えるには、大きく屋根からつながっている軒ではないかと思います。
 
部屋から外を眺めるに当然軒先越しの風景になります。
 
この軒が頭上からの攻撃を守ってくれているように感じるのではないでしょうか。
 
また、外から建物を見るときもこの軒とのバランスは綺麗ですね。
 
以前京都に行った時も同じような感覚になりました。
 
内部造作の建具や家具も勉強になりました。
 
年月がたっているにもかかわらず、反りやひび割れがほとんどありません。
 
説明の方は、板同士はご飯粒で接着してあるとの事です・・・膠(にかわ)かな?
 
昔の職人さんは、木の性質を熟知していたのですね。
 
只今効率的で反りが発生しない製材方法などを勉強していますので、大変勉強になります。
 
これからも何度となく勉強のために伺う予定です。
 
日本建築
 
日本建築2

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