第2回 2005.10.12

2回目になりましたね。
 
今回は、私がこの家具業界に入ったいきさつをお話したいと思います。
 
私は、学校卒業してまず、化粧品メーカーの経理部門に入りました。経営が下降気味の会社でして、4年間お世話になりました。その間、企業体質の改善や経費削減に取り組みましたが、経理の力での限界を感じ、また、営業をやってみたい気持ちもあり“私に営業部門を作らせてください”と社長に申し上げたところ“うちには必要ない”との答えでした。
その頃知人からの誘いがあり、3ヵ月後に会社を作るので来てもらいたいとのこと、私は申し出を受けることにしました。会社が立ち上がるまでの期間は失業保険をもらうことにし、しかしもらうには就職活動をしているふりをしなければなりません。そこで、私は適当な会社を見つけ面接を受け、不合格になるようにしようと考えた。適当な会社が見つかり面接を受けることになりました。
 
まず面接を受けるにあたり、断られるためですからたぶん服装は、サンダル履きか、赤シャツで行ったと思います。
会社を訪ねると30歳代前半の男性が私を迎えてくれましたが、私の姿を見るなりその男性は“あなたはうちの会社では通用しません”とのこと、断られに行ったはずなのに“なんで私が通用しないか教えてください”と言っていた。
応接間に通され話しすること約3時間、その男性は私に“明日また来てください”と言われ、翌日再度伺った。
2時間くらい話するころになり私の心の中は、“この男性はたぶん年恰好からして人事の課長さんくらいの立場だろうに、この能力の高さからして本当に私はこの会社に通用しないのでは・・”と内心思っているときに女性の人がお茶を持ってこられました、ちょうどその男性も席をはずされておられたので”今の男性はどのような立場の人ですか“と尋ねましたところ、
“うちの会社の社長です”とのこと、わたくしは、ホッとし、その男性が着席されるなり“私を使ってください”と答えていた。
質問したことはひとつ、年功序列か能力主義かだけでした、もちろん能力主義とのこと、私は“3ヶ月ごとに担当エリヤを変えてください、給料はお任せいたします”と伝えお世話になることになりました。
この“適当な会社”のおかげで家具業界との偶然の縁になりました、今では“天職”と思っております。

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