第650回 2018.09.10

「見せたいスピーカー」がついに完成いたしました。

この週刊日誌637回で紹介いたしましたが、ついにスピーカーは完成いたしました。

完成に至るまでには約3年間の時間を必要といたしました。

 

スピーカーの構造は、木工の組手である「蟻組」が上下・前後にあるために、一見製作は不可能に見えます。

 

外国の人などは好奇心が旺盛でしょうから、スピーカーをはずして内部を覗いたりされるはずです。そんなことをしても絶対に見破られないようになっています。

 

ただ完成に至るまでには、いろんな問題が発生いたしました。

 

初回は材料選びがうまく行かず、肝心の蟻組がぼやけて何が難しいことなのかがはっきりいたしませんでした。また時間がたってから分かったことですが、材料の木口面(道管が見える面)と板目面を交互に使ったため、収縮率の違いから目違い(が段差)が発生いたしました。

 

2回目は蟻組が小さくて数が多すぎたため、製作の難しさが一目では理解しづらいものになってしまいました。またこちらでも接着面に目違い(段差)が出ています。

 

最終的にはデザインを変え、また材料の選定を見直し、なおかつ接着剤を日本古来の膠(ニカワ)を使用して、ついに完成いたしました。

 

また音に関しましては、音楽関係の方が偶然来社をされましたが、たいへんほめていただきました。

 

これで安心して販売もできそうですね。

 

 

 

1回目です

 

2回目です

 

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