『グレイッシュグリーンの家具』

 

グレー色とグリーン色を絶妙にあわせもった家具です。

写真ではわかりづらいですが天然木の木目を生かしつつ、グリーンとグレーの淡い色合い

に仕上がりました。

 

戸建リフォームでのオーダー家具であり、お客様ははじめからイメージされている家具の

色がありました。

イメージされている家具色が掲載された冊子と、そのイメージに近いものとして

布地までご準備されていてました。

ただし、写真や布では塗装する職人になかなか伝わりづらいので、それを元に塗料用の

カラーチャートの中から近い色あいをお客様と一緒に選びました。

使用する材種を2種類選び塗装サンプルを作成しました。

 

一度目はイメージしていたよりもちょっと薄くなってしまったのですが、それはそれで

捨てがたい良い色で塗装サンプルが出来上がりました。

この色も良かったのですが、濃い色だとどう見えるだろうと、もう少し濃くした塗装サンプル

も作り、それを見比べてから最終決定しようとなりました。

どちらも捨てがたい色でしたが経年で色が落ち着くことを考慮して、少し濃いめの色で決定となりました。

 

照明や、陽の入り方によっても色が違ってみえてしまいます。写真では実物の色の良さを伝えるのがとても難しい家具となりました。

お客様にもとても喜んでいただき、打ち合わせから取付工事までとても楽しい仕事でした。

 

■吊棚

吊棚はエアコンダクトが通るようにちょっと工夫した作りになっています。

上部の背板の裏側はダクトが通るようになっています。もちろん、その後に何かあった際にも

背板は取り外せるように工夫して製作しています。

   

 

 

↓吊棚にはスピーカーが乗るようになっています。その配線孔の内側も同じ色、素材で

仕上げています。ここは地味に面倒な加工で、職人からは配線キャップ使ったらダメ?と

よく言われます。この家具色にあうキャップはないのでがんばって仕上げてもらいました。

打ち合わせ段階でご主人様からここの処理方法のご指摘もありましたので、妥協せず製作

しました。

 

■下台

上部の天板は傷に強い人工素材のメラミン材をあえて使用しいます。

デスク天板は素材感を重視して天然木で製作しました。

素材の違う天板同士が違和感なく納まっています。

 

側面は開き扉となっています。じつは当初、棚板はいらないと言われました。しかし、

おそらく棚板が欲しくなるだろうなと思い、棚板用のダボ加工だけは施していました。

設置後、お客様より棚板の追加注文がすぐにあり、”小原マジック”と命名いただきました。

 

 

■デスク天板

デスク天板は本体とは色を変えて床材の色で製作しています。

壁面は経年による歪みがあり、デスク天板を設置した際に想定よりも壁のすき間が

生じてしまいまいました。

すき間を隠すための部材を改めて設置しました。

≪設置前≫                   ≪部材設置後≫

  

 

≪部材・拡大画像≫

たかがすき間を隠す部材ですが、ただの板ではみっともなく目立ってしまいます。

なるべく目立ちづらいように丸みをつけて製作しました。

たかがすき間隠しの板ですが職人任せにはせず、その丸みのサイズも指定して作っています。

「『グレイッシュグリーンの家具』」に関連のある記事をお探しいただけます

「『グレイッシュグリーンの家具』」を見ている方はこの記事も見ています

ページ上へ